2017年3月4日土曜日

ペットショップはコンビニ

日本のコンビニは優秀です。グルメを追求し、新商品が次々入荷され、銀行や券売所の代わりもしてくれて、いろんな手間を省いてくれます。
それを世界は「クールジャパン」...とは呼ばないが

それにご当地や世界のグルメが全国で手に入り、宅配サービスが充実している日本は、国全体がコンビニみたい、とアメリカに住むアナタ、思いませんか!
アメリカのコンビニって極力行きたくないもんね...

でもこれだけはコンビニエンスにならないでと思うことがあります。それは、ペットを買うこと。
タカラの「りかちゃんおしゃれペットショップ」

交通の便の良いところにいろんな種類のペットを揃えてくれる、街のペットショップ。家にいながらペットが買える、オンラインペットショップ。
上のやつの次に買わされそうな「わくわくペットランド」

ショーケースに並んだケーキやプリンを買う時みたいに、どの子犬にしようか選ぶ楽しさ。
保護犬の譲渡会にも、選ぶ楽しさがあるよね

その子犬は、お母さんのぬくもりを奪われ、箱で運送され、感情のないケーキやプリンのように扱われている「かわいそうな赤ちゃん」なのに。
某ペットショップで安売り中のパピヨン 「出身地群馬県」芸能人のプロフィールのようにぼんやりな情報

人間の赤ちゃんにしてはいけないことを子犬にしているペットショップは、優秀なサービス業なのか、いま一度考えてほしいのです。
だって、家族の一員になるんでしょ

ペットショップのような仲介は、人にとっては便利。でも子犬にかかる負担は重くなるし、幼い時期に辛い経験をさせ、親や兄弟から学習する機会を逃すのは痛い...


繁殖している環境を見られては困る人、子犬の行く末を見届ける責任を放棄した人、売上げのために子犬を勧める店員...一匹の売上げで何人の生活が潤うのやら。そんな人達に、お金をあげたくないでしょう?


「子犬がほしいけど足がないから、街のペットショップで売ってくれないと困る」というコンビニエンスを求める消費者の要望のもとに、このビジネスは成り立っています。


「幼少に酷い目にあった。お前は毒親だ!」などと言わず、飼い主を一生愛す犬のために、山越え谷越え、子犬に辛い旅をさせるのではなく、自分が辛い旅をしてほしい。
かわいい子犬には旅をさせるなってね

いまだ、ペットの入手=ペットショップ、と国民を総洗脳するペット業界の怖〜い力に負けないで!
♪負けないで もーうー少し さーいーごまで 走りぬーけてー

シアトルではペット店で子犬や子猫は売られていませんが、広いアメリカには、日本のように今もペットを売る店、オンラインペットショップ、子犬を生産するパピーミルが存在します。
でもきっといつかなくなるよ、みんなが願えばね!

日本のコンビニは、元祖アメリカのコンビニを遥かに上回る優秀な店になりました(本当に。来たらわかります)。ペットの扱いだってアメリカを上回れると信じています。

ペットショップの子犬を繁殖させられ続けた、ハーレーの物語。読んでみてくださいね。
さよなら大好きなチワワ

ご訪問ありがとうございました。キットにクリックのご褒美おねがいします♡

6 件のコメント:

  1. えーーー、このおもちゃ、ドン引きしますよね?
    企画出したときに誰も反対しないで、販売までいったってすごい・・・どっかからお金もらってつくったのかしら。ペットものやりましょうよっていうのりだったのかなぁ。

    子供たちには、ペットショップや動物園にいる動物をみて、変だなぁという感覚を養って欲しいですよね。それに、日本のペットショップの犬って高すぎるって思います。そこまでの値段払うならもう少し下調べするもんじゃないとおもうけど、会社への信頼とかがあるのかなぁ。

    それに、ペットショップが子犬を売るにしても、店に在庫おかない方がいいじゃないのとおもうけど、後日納品するって形だと、お客さんの気が変わったりするから、衝動買いさせたいというのがあるのかなぁ。でも、衝動買いっていう値段でもないのにとも思います。

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    1. リカちゃんにペットショップで買い物さすな!ですが、常識なんですね。ハイテク国でペット事情だけ50年代みたい。こんなのこっちで発売しようものなら「Math is hard」のバービー人形みたいに発禁か、広場に積まれて焼かれるか...

      ブランド志向が強いから、高い=良品、と思うんじゃないでしょうかね。日本の某女性タレント、とんでもない値段で犬を買って3年で死んじゃったみたいだけど、ぼったくられたと訴える様子なし。大金持ちのハリウッドスターだって保護犬飼うのに、芸能人は犬で財力自慢するのやめてよねー。

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  2. 日本でもペットショップで生体販売をグッズのみに切り替えたところもあるようですけど、
    その辺はまだまだで・・この国のペット産業は色んな手法で盛んなのだと思います。
    ここまで進んだものをどうやって規制していけるのかと思うと切なくなります。
    毎日毎日・・遺棄された犬猫たちが収容されて、命の期限を付けられてしまうなんて、
    こんな残酷なことは一刻も早く終わらせて欲しいです、けど・・・

    先日、蓮と一緒に公園に行った時、ポメラニアンを連れたご家族との会話で
    蓮の年齢を聞かれたので「保護犬なので推定ですが・・」と答えたところ
    「保護犬って何ですか?」って若いご主人に聞かれました。
    日本ではその辺のことはまだまだ知らない人が多いのだと思いました。
    だって動物愛護センター=保健所の区別もつかず、
    迷い犬は”愛護”センターに連れて行けば
    助けてくれると勘違いしている人も多いと思います。

    もっと多くの人に現実起きている事を知ってもらう方法
    テレビのチカラでもっともっと特集流してくれたらいいのだけれど。

    「ペットショップから買わないで保護犬を迎えよう」と
    ネットなんかでよく見かけるけど、
    ショップに売り出されている子も同じ命なわけで、売れ残ってしまったら
    処分の対象になってしまう。
    その子を産んだ母犬のことや、保護犬にしても元をたどれば遺棄されてきた・・
    みんな同じ命、この命を作り上げた人間・・
    この仕組みを今一度見直して
    1匹でも多くの命が無駄にならない国に早くなって欲しいです。

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    1. 確かに「保護犬」という言葉自体、新しいのかもしれませんね。かつては捨て犬、野良犬、保健所の犬、って呼んでいたかな。でもそのご家族は蓮くんに出会ったおかげで、そういう選択もあることを知りましたね!他の人のブログやコメントを読んでいると、ペットショップの実態を知らずにショップから犬を買ってしまった、という人の多いこと...この「知らずに買った最初の犬」の売上げは大きいと思います。業者にしてみればシメシメ、また次の知らないターゲットに売るという商法。悪行がバレないように、宣伝に力を入れ、客に目隠しをし...

      テレビはその業界のスポンサーが芸能人を使って「ペットショップで子犬を買うのが常識」と宣伝しているので、鵜呑みにする人がいても無理もないです。日本のドッグフードやペット関連のCMって、ペットショップにいる犬種ばかり使われているし、子犬も多いですね。犬とはペットショップにいる子犬のこと、と思い込んで育った子供が将来、最初の子犬をペットショップで買ってしまう。こういう洗脳商法にまけず、子供の頃から正しい動物愛護を教育できる機会があるといいのにな、と思います。

      蓮くん、かわいい保護犬アンバサダー、ご苦労様です!かわいい蓮くんの姿に、人の心も変わるかもしれないよ。少しずつ、一緒にがんばろう!

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  3. こんなおもちゃが売ってるとは、衝撃です。日本はホント技術は進んでいるのにこういう部分は遅れているんでしょうね。てんすけを散歩させていて保護犬って何ですか?って笑顔で聞かれた事私もあります。私が子供の頃は母が拾ってきた犬を飼っていて、周りもそういう人がいました。昔の日本は捨て犬や野良犬がいて、誰かの家で生まれた子犬を飼う人が多かったと思います。「子犬=商品」といつからなったのかなと思うと、その常識自体が新しくて、更にそれを覆すというのはとても時間がかかる工程のような気がして悲しくなります。野良犬がたくさんいる状況が良いとは思えませんがペットブームさえなかったらという気持ちにもなります。

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    1. あの手この手でペットショップが良いものだ、と宣伝してくる業界に、誰も大声でツッコまないのが不思議です。誰に何を遠慮しているのやら。子犬をショップで買わないだけでなく、子犬を売っている店で買い物をしなければ、かなり効果があるはずだけど、それもしない。ボイコットって、とても強い効き目があるのに。子犬を売るならお宅で買い物しませんよ、ペットショップのオモチャを売るなら、おたくの商品はもう買いませんよ、とみんなが背を向けたら、こんなのあっという間になくなると思います。

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