キットと歩こ、シアトル”いろいろ”ストリート。: 6月 2015

2015年6月29日月曜日

シアトル・プライド２０１５！

プライドといっても、総合格闘技の大会のことではありませんよ。

♪わたしはいま〜．．．でも、ありません。

踊るおまわりさん

それは、ゲイ・プライドのこと！先週末アメリカはプライド・ウィークエンドで、ゲイ人口の多いシアトルも、おまつりでした。

おまつりの精・ミラーボールおじさん

ダウンタウンのパレードはとっても混むので、残念ながらキットとは行けません。かわりに、キャピトルヒルのおまつり会場にきましたよ。

きましたよ！

アメリカ全州で同性婚が合憲になり、盛り上がりは去年以上。ホワイトハウスがレインボーカラーになっちゃうくらいですから！おまつり会場には予想より大勢の人が．．．

Happy Pride!

恒例の犬のドラッグコスチュームコンテストも、今年はちゃんとしたMCがいて、おねえさまたちも盛り上げ、派手な催しに！

このわんちゃん、山で保護された野生っ子だったそうですが、こんな都会派になるとは．．．今年の優勝者です

親子でペアルック。

天使〜！

Mud Bayのブースでもらったバンダナをしている犬がたくさん

「かわいい悪魔」みたいなわんちゃん。

コンテスト、がんばってね！

はっ、なんだあの生き物！？

ハルク！！

実は近所でよく会うペキニーズ．．．去年は優勝しました

とても暑い日でしたが、衣装は首まわりのバンダナや、チュチュだけなど、犬が辛い思いをしないよう、みんな気配っているようす。参加費はSeattle Humane SocietyのPet Projectへ寄付されます。

ブロードウェイのレストランやバーが、店先にテーブルを出しています。これなら犬連れでも、食事の心配無用！

友達と合流して、タイ料理の店Jai Thaiでランチ。おいしいかった！

キットよりも大きな、ファーレーン（パピヨンの垂れ耳バージョン）の女の子に遭遇。

かわいいでしょ〜。すばらしい毛並みです。

またまた、キットのお楽しみ。Mud Bayのブースで．．．

ください、くださーい

サンプル味見タイム。おみやげにビスケット、クーポン、バンダナをもらいました。

そっちの子じゃなくて、ぼくに先にください

Seattle Humane Societyの里親探しバス、MaxMobileや、

かわいい猫ちゃん、満載〜

Smidget Rescueという、小さい犬を専門に保護している施設の里親探しイベントも。

こういうところで犬を「売る」人がいたら、市民から投石されること必至です。シアトルのこの動物愛護の精神が好き。ペットショップで犬を売らない街に暮らせて、幸せです。

こんなかわいいの作ってくれるボランティアさんがいるんですね

リーバと二人のパパも来ていました！リーバは、プライドまつり初体験。ひとごみでも大丈夫みたい。

う〜ん、かわいい。やっぱりお嫁さんにほしい

私もキャピトルヒル住人。お向かいはゲイのおじさんで、お隣はゲイの新婚さん。日本では驚かれるかもしれませんが、こちらでは普通のことです。いろんな人種、性の人が、同じ権利を持って暮らしています。

いい街でしょ！

最後に、Old School Frozen Custardの涼しい店内でひと休み。アイスクリームおいしかった！冷たい床で寝ていたら、プライドまつりのお客さんがいっぱい入って来て、いっぱいナデナデされて嬉しかったキットです。

Happy Pride!

プライドのイベントはいろいろありますが、行ったのはこちらのおまつりです。

Capitol Hill Pride Festival March & Rally

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KIT - The speed demon Papillon dog

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2015年6月26日金曜日

ミスター・ビーンか！

先月、パークスとボランティアした日。いつものTougo Coffeeでひと休み。

おいしいTokaraの和菓子が、心に染み入ります。

パークス、ママがお茶を買いに行っている間、淋しげながら、おりこうに待っています。

ママ早く帰って来て

待ったり、ジッとすることが得意でない犬もいますが、先日、シャレにならない光景を見ました。ちょっと長くなりますが．．．

レストランの窓際の席で、夫の両親と朝食をしていた時のこと。外のテーブルで、３匹の犬を連れた、パパ、ママ、若い娘さんの３人家族が食事をしていました。

バーニーズマウンテンドッグ、ダックスフンド、若い黒ラブの３匹が、テーブルと歩道を隔てるフェンスの外側に繋がれていました。

しかしこのラブが、ずーっと吠えています。おかげでパパは、ノー！とか、吠えるな！と怒鳴ったり、食べ物を投げてやったり、立ち上がりフェンスの向こう側にまわって説教したり、おちついて食事ができません。

フムフム、それからそれから？

おもちゃがわりになるような、小枝を探しに歩き回ったり、も〜忙しい。ラブは何かもらうと一瞬は吠え止みますが、すぐに飽きてまた吠え始めます。

混んだレストランの店内に犬とパパの声が響き、夫の両親も、ひとこと言いたげな表情になってきました（言わないで〜！）。

でも、犬を飼っている方なら、もうおわかりだと思います。吠えるたびに、お父さんが「ご褒美」をあげてしまっていることを。

吠えれば、パパがぼくを見てくれる。食べ物やおもちゃもくれる。パパが怒鳴ったり席を立つたび、喜んでシッポフリフリ。「ほらね、ぼくが吠えれば、パパは必ず来てくれるんだ！」

パパの意図とは逆に、ラブはパパが遊んでくれていると思っているよう。そして．．．

いよいよクライマックスだよ！

フェンスに繋がれた自分のリードを噛み始めました。頑丈そうなリードだから大丈夫だろうと思ったら．．．なんと、隣に繋がれていたダックスフンドの細いリードを噛み切って、脱走させちゃった！

教えねば！と席を立とうとしたら、間一髪、娘さんがトコトコと道路に向かうダックスフンドを見つけ、抱き上げました。間もなく席を立った一家．．．

笑ってる場合じゃないんだけど、犬に振り回されるパパの姿、まるでミスター・ビーンのよう。トリックの得意な犬なら、再現コントできそうであります。

他の２匹はジッとしていましたが、パパのトレーニングテクから見て、最初から手のかからない犬だったのではと思います。ラブを迎えてから初めての外食で、想定外のことだったのかも。

パパ、がんばって。訓練して成長すれば、落ちつく日が来ると思うから、サジを投げず、まずはパパが教室に通って〜（家庭が崩壊する前に）！