アニマルシェルターの犬散歩ボランティア中、チームメイトに言われた言葉。
「小型犬とは歩きたくないのよね。」
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| えっ |
私とその若いお嬢さんが一匹ずつ、一緒に小型犬を散歩している時でした。彼女曰く、小型犬はしつけができていないから一緒に歩くと疲れる、と。そしてさらに、
「小型犬の飼い主って、犬をトレーニングする気がないからさー。」
ゲッ。もちろん、私が小型犬の飼い主とは知らずにディスっているわけですが…
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| 里親が決まったGS |
キットの名にかけて、そして全ての小型犬のために、聞き流せない気持ちになりました。うるせーババアと言われないよう、わかる、私もそう思うことがあった、と同意した上で、
今飼っている犬が初めての小型犬だけど、小型犬の飼い主は無責任だって言われないように、一生懸命トレーニングしたよー、とやんわりと言ってみた（ビクビク）。
アーハー、アーハー、と「へー、ふーん」みたいな相槌だけで聞いていた彼女。そして後日、
また同じ話をされました…小型犬とは歩きたくない、と。私の話を聞いていなかったのか、「大型犬派」を自慢したいだけなのか。でも、
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| ナメられたもんですね（一緒に自撮り、に失敗） |
好きでシェルターに来たわけじゃない犬に、そんなこと言わないでほしい…
食事を与えられていただけマシで、病気を放置されたり、毛がボロボロだったり、散歩もさせてもらえず、外の世界が怖くて激しく吠えたり、手で触れられることすら、恐ろしい…
しつけどころか、ネグレクトの末にシェルターに来た犬たちがたくさんいるのに、
しつけがなっていないから歩きたくないなんて、「リハビリ」をする役目の私たちがどうして言えるでしょうか。
大型犬と歩くのは確かにかっこいい。そんなに小型犬が嫌なら、私が歩くからまとめて連れて来いっちゅーんですよ。
「何も教えてもらえなかった犬」に、たくさんのことを教えてあげられる。結果として自分の心が癒されてゆく、このボランティが本当に好き。
犬は人を支えますね。たとえ捨てられた犬たちでもね。
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