以前
「フェイスブックの人気者」でご紹介したチワワの
ハーレーが、お星さまになりました。
シクシクしている私に夫が「誰か犬が死んじゃったの?」と。私がフェイスブックやブログで会った犬たちに感情を抱いてしまうのを知っています。
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みんないつかは死んでしまうんだね |
ハーレーはパピーミル(子犬工場)から救助されたのち、約5年間の余生を幸せに生きました。
パピーミルがどんなにひどい施設か、知る機会はあまりないでしょう。
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とっても怖いところなんだって ハーレーが教えてくれたよ |
愛情のかけらも与えず、病気になっても治療もせず、小さな金網や冷たい檻の中で「生ませる道具」として犬を繁殖する施設です。当然、檻から一歩も出さず、糞尿にまみれても洗うこともしません。
その子犬たちは、ペットショップやオンラインで売られます。
残念ながら日本でもパピーミル(悪徳ブリーダー等)の子犬がショップで売られ、暴力団の資金源になっていることも。
先日公園で、ゴールデン・レトリーバーのトビーに会いました。
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ぼくトビー |
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超ひとなつこい |
パピーミルで繁殖犬として使われていた疑いがあるそうです。
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会ったばかりでこの無防備、さすがゴールデン... |
今は良い家族に引取られて幸せそう!
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よかったね、トビー! |
これは生前のハーレーのフェイスブックプロフィールから(つたない私の和訳ですが...)。
きっとみんな、知ってると思うけど...
そう、ぼくはあの、怖いパピーミルで生まれたんだ。
ぼくはかわいいブチ柄のチワワの子犬だった。でもあっというまに泥んこに汚れちゃったよ。
ぼくは針金の檻の中で暮らしていた。それは狭くて、針金の床で足の裏が痛かった。
でもなんとか暮らせたよ。ベッドも、おもちゃも、骨も、新鮮な水もほしいと思わなかった。
だって、そういうものを知らなかったから。
人間は、ぼくの敵だった。
彼等は優しさも、愛もくれなかった。
ていうかね、優しさや愛が何かを知らなかったんだ。
ぼくの仕事は、国中のペットショップで売る子犬を生ませることだった。
一体、ぼくの子犬が何匹いるのかわからない。たぶん何百、何千かもしれない。
それが何年も、何年も続いた。何も変わることはなかった。
でもぼくは年をとり、病気になった。
ぼくがいらなくなったパピーミルの人間たちは、ぼくをバケツに放り投げた。
まだ生きているぼくを...
でもね、ぼくは幸運だったんだよ。
だってその中の優しい心を持った人が、 ぼくを救助団体に運んでくれたんだ。
そして全てが変わったよ!
ぼくには素晴らしい家族ができて、病気の治療もしてもらえたんだ。
あと2−3ヶ月しか生きられないだろうって言われたけど、そんなの嘘だって証明した。
あれから4年半がたって、ぼくはますます力強く生きてるよ。
ぼくにはやらなくちゃいけないことがあるんだ。
犬たちを助けることだよ!
救助されたハーレーが「芝生に転がった」写真。芝生を知らずに育ったパピーミルの犬にとって、この自由がどれほど特別なことか、想像してみてください。
知らずにパピーミルから来た子犬を買ってしまった人もいるでしょう。でもその経験から、犬たちの声になってあげてほしい。知らないことは罪ではありません。知っているのに見ないふりをすることが罪なのです。
いつか必ず、パピーミルが過去のものになると信じて。
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みんなが願えば、きっと叶うよ! |
ハーレーのメッセージがみんなの心にどきますように。
ハーレーを助けた、パピーミル専門の救助団体です。
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