日本で単犬種(ブリード)を救助しているレスキューグループのホームページで見ましたが、彼等のことを「ブランドレスキュー」と揶揄する動物愛護団体があるんだとか。
他の単犬種レスキューのページでも、単犬種に限って救助する理由を、責められるのでしなければならないかのように説明しています。
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たいへんですね |
びっくりしました。アメリカには単犬種レスキューはたくさんあります。ごくフツーのことです。
私はかつて、高いお金で買った犬を捨てる人なんているわけがないと思っていました。でもアメリカでは、シェルターの犬の25−30%が純血種と言われています。
高額で買われちやほやされた時があったと思えば、ギャップが余計にかわいそう...
子犬を繁殖させられ続け、不要になって捨てられた繁殖犬は、なんとむごい仕打ちを受けてきたのかと思います。
キットも純血種のパピヨンですが、純血種でも雑種でも、高価でもタダでも、お行儀が悪くてもお利口でも、家を失えばみんな同じ「保護犬」です。
単犬種レスキューはその犬種の「専門家」。専門分野の犬種を引き受け、特性を理解した世話をし、ふさわしい里親を厳選、的確なアドバイスをすることができます。
逆に言えば、ふさわしくない飼い主の手に犬が渡らずに済みます。
これが批判の対象になるということは、犬の心理を理解せず、見た目が違うだけで中身は同じ、という誤解があるのでは。
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ぼくとゼウスくんも、見た目だけじゃなく性格も行動も全く違います | |
この致命的な間違いこそが、どれが一番かわいいかで犬を選び、失敗に気づいて捨てる人がいなくならない、根本的な理由ではないでしょうか。
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性格だけではなく、かかりやすい病気、健康管理のしかたも違います |
ヒトにも、日がなテレビを見ていれば幸せな人と、何か行動していないと気が済まない人がいるように、
犬にも犬種、個体それぞれに特性があり、ゴロゴロしているのが幸せな犬、仕事が必要な犬などいろいろ。それは犬が、人の仕事の手伝いをするために作られた動物だからです。
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レトリーブ(持ってくる)が仕事のレトリーバー 千本ノック希望 |
私たちはキットに出会う前、ミニ・オージー(オーストラリアンシェパード)や、アメリカンエスキモードッグなどのレスキューでも犬を探していました。
縁はなかったけれど、ミニ・オージーの譲渡申し込みフォームの長いこと。人気犬種だけれど万人向けではないので、二度と捨てられないよう、譲渡する人を厳しく審査するためです。
シアトルアニマルシェルターにも稀にパピヨンがきますが、繊細な性格のパピヨンを犬たちが激しく吠えるケネルに置くのは、一晩でも気が病みます。パピヨンを飼っている人ならピンときますよね。
今は理解されていなくても、日本でも単犬種レスキューが普通のことになる日がきっと来るように思います。
ケンカをしても傷ついた犬たちの心は癒えませんから、みんな仲良く、協力しあって動物たちを助けてあげられたらいいですよね。
ご訪問ありがとうございました。キットにクリックのご褒美おねがいします♡
ブリーダーを助けているとかっていうイメージが強いのかなぁ。
返信削除悪徳ブリーダーが存続できるモデルをサポートすることになるっていうのはあるとおもうんですが、繁殖、純血種の問題と個々の犬のレスキューって、緊急性も問題へのアプローチもちがうわけだし、分けて考えないといけないのかなぁと思います。
預かりさんのブログ読んでて思ったんですが、細かいことでクレームが来るらしいのでびっくりしました。みんな犬が好きだから熱くなるといえばそうなんですが。
日本特有なのかな、そのクレーマーな感じ...普段の生活の中でも、これ日本だったらケンカごしで言って来る人いるなーっていう場面で、こっちの人穏やかに対処するのうまいなあと思うこと、よくあるんですよね。日本のドラマでも、人に怒鳴ったりキビシいこと言ったりする場面がしょっちゅうあって違和感おぼえるし、なんか全体にそういうことしてもいい文化なのかも、とガッカリしてます...犬を撫でて、幸せな脳に一回戻して落ちついて、と思う!
削除単犬種レスキューがあるとは知りませんでした。いつも勉強になります、ありがとうございます!
返信削除確かに犬種によって特性も病気も違うので、専門家が管理した方が良い譲渡に繋がると思います。
保護団体さん同士って熱くなってしまうせいか、ケンカ多いですよね。攻撃する相手が間違ってるのでは…と思う時もあります。(うちのブログにも文句つけに来る人がいます)
命にかかわることなので熱心になるのはわかりますが、冷静さも大事では…と思います。
日本には17種だったかな?単犬種レスキューがあるみたいです。日本の事情はわかりませんが、単犬種といってもこちらではそのミックス犬も救助するのが一般的なので、てんちゃんみたいなわんちゃんの場合、プードルレスキューで助けてくれると思いますよー。
削除こちらだと団体同士対抗するのではなく、連携をとってこちらに空きがなければあっちで、というようにして犬を救助してますよ。犬を助けようとブログを書いている人の邪魔をしようとは、命を救うところに重きは置いてないんですね...負けずにこれからもブログ、がんばって〜!
なるほど!
返信削除確かに、犬種によって、性格も育て方も違いますね。
私は、もう、体力的にテリアやビーグルはムリだな~(笑)
専門家が、その犬を幸せにしてくれる家族に届ける!
素晴らしいことですね!
パパさんのように、自分にこういう犬は無理、と自分を知ることは大切なことですね!やっぱりアトムくんがちょうどいいですよね。
削除私は大きな犬も飼いたいけど、経済的にキビしいのと、犬が怪我、病気の時に自力で抱えられるサイズまでしか無理ですね。あとやはりパピヨンのように、聞く耳を向けてくれるタイプの犬が好きです!
先日も友人がボダーコリーレスキューからワンコを迎え入れましたよ。
返信削除リアンの団体さんよりもトライアル途中での視察など確認事項が多かったように思います。
ボーダーの性質をよくわかっているからなんだと思います。
ボーダーコリーは「利口だ」と思って飼っちゃう人いそうですもんね。お友達のボーダーコリー、幸運ですね!私もずーっと憧れている犬です。一生のうちに縁があるかどうかわかりませんが、自分にもボーダーコリーを飼える器ができるといいなーと思います。
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