2019年3月31日日曜日

犬にやさしい店の探し方

シアトルは犬といろんなところへ行けていいですね、とコメントをもらいますが、日本の「ドッグカフェ」なるものは、シアトルにはありません。


外席なら犬同伴で食事できる店はあります。店内に犬を同伴できるのはまれなケースで、公言していないのが普通。
ゾロゾロ来ちゃうもんね

そんな中見つけたバラードのSalt & Sugar Cafe and Bakery。誕生日にファルコアママがランチに誘ってくれたので、犬たちと行ける店を探しました。


店主に犬のことを訪ねると「どうぞ、ほら」と私たちの前にいた常連ぽい犬連れのお客さんを指さされました。
ホッとしました

サンドイッチやワッフルなどの簡単な食事ができる店です。食べていたら店主がテーブルにきて、


わんちゃんたち肉は食べる?あげてもいい?と、
食べますとも

なんと、小さく切った肉をトレーに乗せて持ってきてくれました。キットとファルコアにまさかの大サービス!
一瞬でなくなったけど!

 おいしかったね〜!
おかわり!

イチかバチかで来た店でしたが、当たりでした。こういう店を探す時、
喜びのツイスト

私がよく使うのはYelpです。「Dog Friendly」で検索し、出てきた店が本当に犬と入れるのかを確認するため、
Dog Friendly=犬歓迎、という意味です

店の詳細を見ます。「Dogs Allowed」にYesがついていたら、犬の入店許可を公言している店。許可しているけれど公言していない店もあります。


さらに店の雰囲気が知りたいので、犬のことについて書いているレビューがないか「dog」で検索。犬と来られて嬉しい、犬がいてイヤだったなど、お客さんの声を参考に。
「犬が店内で放れていた」などの場合、対処可能な範囲か考えたり

最後は本当に犬は店内に歓迎されているのか、写真をチェック。 インスタグラムやフェイスブックなども覗きます。


入店時にも、店の人に確認。Salt & Sugar Cafe and Bakeryは犬用のトレーを用意しているほどドッグフレンドリーで、見つけた〜!って感じです。


家を出る前に電話で確認するのも手ですが、一貫した対応をされるかどうかは店次第。バーなどではバーテンダーによってよかったりダメだったり、ということも。
ダメでもガッカリしない心構えをね!

ランチのあとファルコア家に寄ったら、ケーキやプレゼントも用意してくれていたファルママ。も〜優しいなあ!
水仙が咲いたよ

帰り道、グリーンレイクをお散歩しました。


肌寒かったけど、元気に走り回って遊んだキット。
あっ

小さな自然歩きができる公園散歩、カフェでよい子にしてくれたご褒美だよ。
リスだ!

ファルママ、いつもありがとね。


犬々生活につきあってくれる友達がいて、幸せです。そんな友達とのひとときをもてなしてくれるドッグフレンドリーな店にも感謝します。

ところで、人のお相手をする犬を愛玩犬、コンパニオンドッグなどと呼びますが、いつもおそばにいるマザコンのキットを「おそば犬(けん)」と呼ぶことにしました。

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2019年3月23日土曜日

愛犬ブローチの作り方を教えました

日本人愛犬家グループ「ワン友の会」で、愛犬を型どったブローチを作るワークショップの指導をお願いされ、


7名のメンバーのみなさんにお越しいただき、初めてクラフトを教える体験をしました。
いちにち先生ですね

基本の材料はプラ板とUVレジンで、着色にはパステルを使用。日本では100円ショップでもクラフトの材料が豊富に選べますが、


ダイソーベルビュー店にかろうじてレジンがあったものの、クラフト材料は品薄。こちらのダイソーでは日本の生活用品を多く扱っていると実感しました。


メンバーさんたちは絵は苦手という方が多かったのですが「宿題」の下絵をちゃんと描いてきてくれて、しかもそれがとてもオリジナルでおもしろい!
苦手でも挑戦するところに愛犬への愛情を感じます

ちょっと手伝ってというお願いにも手を貸さぬ、鬼先生の私。最初から最後まで自力でがんばってもらった結果...
どうせぼくはヒマですよ

チャウチャウの、


ノブ。


ゴールデン・レトリーバーの、



ククル。


パグミックスの、 


ジンクス。


キャバリアの、


レディ。


ラブミックスの、


ベントレー。


そして飼い主でさえまちがうそっくりさん、黒ラブのパークス(向かって左)とビクトリア(右)は、


こんなに、
パークス

それぞれのママの味が出た作品に! みんな傑作です。
ビクトリア

こちらは練習として夫に実験台になってもらい、夫が作ったドクロブローチ(くれた)。なぜ鬼先生こと・私が手を貸さないのかといいますと、
ドクロベー

私の永遠のアイドル・真田広之がかつてインタビューで、アクションシーンにスタントマンは使わない、一度だけ使ったことを悔やんでいると話していて、とても共感したことしかり...
hPhone 現代っ子は真田がアクションスターだったことすら知らないが

これは私が幼稚園の時に描いた父の絵。町の広報に掲載され「似すぎ!」と騒がれましたが、大人っぽい筆運びの背景は先生が塗ったもので(全員にそうしていた)、そこだけしっくりこない感しかり...
北の針すなお

何が言いたいのかといいますと、誰かの手を加えてしまっては、こんなにおもしろい作品は生まれないということです。せっかくのオリジナルに、私の味付け必要ナシ!
ノブのヒゲにこだわったノブママ、それぞれの飼い主にしかわからない大事なこだわりがあります

アドバイスはもちろんしましたよ。笑った顔が描けない、目がかわいくない等「表情をつける」のにみんな苦労されたようで、私にとってもよい勉強になりました。
お手本用に私もこれを作りました

私のまわりにはスゴい職業の方が多くて、そんな人が褒めてくれるとマジか!と思います。でもこういう「楽しくワークショップ」ができるような職業は稀なのかも。だから喜んでもらえるのかな、と初めて思いました。
気泡が...レジン一度塗り

喜んでもらえて、私も幸せな気持ちになりました。
帽子が好きなので、帽子によく付けています

今回は手軽にできる材料にしたけれど、新しい趣味のきっかけになってくれると嬉しいです。


一緒に出かけられない時に、ブローチが愛犬のかわりになりますように。

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