鉄子ちゃんと歩こ、シアトル”いろいろ”ストリート。

♪私のー　お墓のー まーえでー　泣かないでくださいー

くすん

♪そこにー 私はー　いませんー．．．．．．どこにいるでしょう？

♪シアトルにいます〜！

鉄子ちゃんが来てくれたよ！

鉄子ちゃんのおかあさん・愛子さんが、カードを送ってくださいました。パピヨン界の聖子ちゃんみたいな鉄子ちゃん。昨年いただいたカレンダーのケースに入れましたよ。

エアメールで佐賀から送ってくれたんだよ

鉄子ちゃんと街を歩きたい、パピヨン界のトシちゃんことキットのために、５月の鉄子ちゃんが．．．

カレンダーから飛び出しました！

一休さんのとんちみたいでしょ

 裏はこんな感じ。

さあ鉄子ちゃんと一緒に、どこへ行く？

ぼくの大好きなところへ連れて行ってあげるね！

まずはシアトル一の大きなドッグラン、Magnuson Park Off-leash Dog Parkへ。見渡すかぎり、どこまでも遊べるよ。

 チューチュートレインされてます．．．

あはははは〜

パーク内にあるビーチ。大きな犬たちは寒くてもジャンジャン泳ぎます。

ぼくは寒いからここにいるね．．．

 小さな女の子にストーカーされるキット。

次はドッグラン外の原っぱへ。

潜水艦の舵でできたモニュメントの広場。

キットの大好きな丘を、

鉄子ちゃん、見ててね！

猛スピードで駆け上がります。

ハアハアハア．．．

ぼく足が速いでしょ

そこへガアガアと騒がしい声．．．

あっ、鉄子ちゃん見て！

ガチョウの群れが飛んでいきます。

また明日〜

近くのUniversity Villageに寄りました。

走ったあとはいつもここへ来るんだよ

 

犬にやさしいことで有名なショッピングモールです。このステッカーが、犬を歓迎しますというサイン。多くの店に張られています。

スタバでひと休み。

そしてウィンドウショッピング。かわいいキツネ＆オオカミグッズ、発見！

チッ、サンタに頼み忘れた

夕暮れどき、外のラウンジのソファでゆっくりお話ししました。

鉄子ちゃんのカレンダーを切り抜くのには抵抗があったけれど、実はあることにヒントをもらってのことなのです。

それは、Edward Carterという小さな犬のプロジェクト。

Edward Carter's Stairway to Heaven

エドワードは４歳の若さでステージ５の重いガンを煩い．．．捨てられました。救助された当時、あと４−６週間の命と宣告されたエドワード。

Motley Zoo Animal Rescueの預かりさんが、ホスピスとして終の住処を提供。そして、エドワードのバケットリストの冒険が始まりました。バケットリストとは、生前にしておきたいことのリストです。

Etsyで現在も販売中のポストカード

５ドルの寄付でエドワードのポストカードを買い、それを切り抜いていろんな場所で写真を撮って下さいというプロジェクトに大勢が賛同。

みんなが投稿したエドワードの写真はこちら

地元メディアも取り上げ、ニュース番組にも出演しました。エドワードを捨てた飼い主も、どこかで見ていたかもしれません。

紙のエドワードをカリフォルニアに連れて行きました

大勢に愛されたエドワードの命を、ガンは奪っていきました。 でもそれは、余命宣告期間をはるかに過ぎた５ヶ月後のこと。エドワードのバケットリストはいっぱいになりました。

HalloQueenのライブショーにも

姿はこの世にないけれど、鉄子ちゃんもエドワードも、千の風になって広い世界を吹き渡っているでしょう。

そしてキットは．．．

みんなの命と一緒に、風に乗って走り回っています。

みんな、行くよー！

エドワードをお世話していたBrooke Malloryさんは写真家です。エドワード亡き後も預かりを続け、現在も２匹の保護犬と暮らしています。人とペットの愛の写真には胸を打たれますよ。

Brooke Mallory Photography 

鉄子ちゃんはお星さまになったけど、おかあさんの愛の子には変わりません。読むと時々泣いちゃう、心温まるブログです。

パピヨン鉄子とさぶろーブログ

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