2018年9月26日水曜日

山本“KID”徳郁という愛犬家の死

ガンとの闘いの末、41歳の若さで他界した、格闘家・山本“KID”徳郁。
出典 http://krazybee.jp/

以前ブログに書きましたが、キッドは愛犬家としても知られていました。
ぼくだって知っていました

「動物好き」で知られる著名人、芸能人はたくさんいます。それが仕事になり、動物番組のレギュラーになる芸能人もいるけれど、

私には、胸が痛む番組内容がとても多いです。例えば:

* 野生動物にちょっかいを出す

* 野生動物を飼育することを賞賛する

* 番組の企画で犬を飼う、それもスポンサーらしきペットショップから子犬を選ぶ

* プロのドッグトレーナーではない芸能人が、犬のしつけを教える

* ヨチヨチの子犬をスタジオに連れてきていじりまわす

動物思いの人が作ったとは思えない番組内容。プロデューサーはスポンサーを気遣い、高視聴率の番組を作るのが仕事で、動物の扱いは二の次ということでしょう。
ぼく、本当の先生のトレーニングじゃないと戸惑っちゃう

利益の道具にされる動物。かわいそうだからやめろと言える人がいない業界。何のための動物番組なのでしょう。そんな中...
話せないぼくたちの声になって

BSスカパー!の「Bazooka!!!」番組内で、闘犬に反対し、闘犬家と口論した山本“KID”徳郁。闘犬には闘犬のDNAが流れていると言う共演者もいましたが、犬種じゃない、育て方だ、とも語りました。
犬にやさしい闘う男と、犬を闘わせて自分は闘わない男の口論の模様

動物のために公の場で闘った著名人、キッドの他にいますか?言われるままにホイホイ動物を踏み台にする人ばかりです。
キッドさんかっこいい!

家族が子供と一緒に観る番組が、動物をいたわるのではなく、からかい、いじりまわし、まちがった動物の扱いを子供に教えてしまう。

ペットはペットショップから買う、野生の動物は檻に入れてもいい、闘犬は闘いを好む...親御さんは子供に、動物にやさしい子に育ってほしいと願うものでは。
毎週シェルターでピットブルと歩いています こんなやさしい犬たちを闘わせないで

キッドは7年前、愛犬のピットブル・ソニーが亡くなった時、さきで待っててくれ!とブログに書き残していました。再会して仲良くグラップリングしているかな。ソニーの飼い主自慢を天国で聞いた闘犬たちも、キッドを歓迎して顔中ペロペロするかな。

本当は闘いたくなかったんだ、キッドさんの犬になってかわいがってもらいたかったよ!って。
出典 https://yaplog.jp/krazybee/archive/966

動物番組に関わる人にもそんな「あの世」が待つよう、心ある番組制作をしてほしいと願います。
自分の手柄より、動物の幸せを一番にね

キッド、かっこいいファイトをありがとう。最後まで闘ったキッドのこと、ずーっと忘れません。

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10 件のコメント:

  1. たまたまみつけた「Bazooka!!!」の番組でこんなカッコいい人いるんだと驚いたのを覚えてます。
    ケガや病気で表に出さない痛みが相当あったんだろうなぁ、まだまだ若くって残念だけど、ペット番組関係者の人たちももっと頑張ってほしいと思います・・・。

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    1. 亡くなるギリギリまで病気のことは公にしてなくて、私も知りませんでした。人知れず家族でキッドを守って闘ってたんだと思うと、胸が痛いです。

      ちょっとイイ感じかなと思うペット番組やコーナー、どんどん終わっていきますね。それじゃあ数字とれない、ってことなのかなー。

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  2. 確か、KIDさんの愛犬はピットブルでしたね。

    近所にも、ピットブルの黒の女の子がいます。
    最初は、「闘犬」と言う色眼鏡で見ましたが、
    すぐに間違いが解りました。

    あんなに人懐っこくで、穏やかなコは、なかなかいません。

    KIDさんのご冥福をお祈りします。

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    1. コワモテであの体格ですからね。でも人なつこくされるとギャップ萌えしますよね。人間もそうだけど、大人しそうな人がやさしい人とは限らないし、コワモテの人が怖いとも限らないしね。
      かつて闘犬としてブリードされ今は家庭犬として人気の犬種もいるので、ピットのことも理解してほしいですよね。

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  3. KIDさん最近病気でお亡くなりになられましたね。愛犬家とは知らなかったです。犬の立場に立って考えて、それをきちんとテレビで言ってくれる方だったのですね。動画見ましたが、この土佐犬のオーナーはハンドルしきれていないように見えるし、土佐犬を飼うポイントが戦わせることだなんて、命をなんだと思っているんでしょうか。KIDさんの言うように、自分が戦って痛みをわかってみろって話です。

    日本のテレビは、、、
    おもしろいと思えなくなってしまったので、普段まったく見ていません。
    動物問題然り、国民が気づかぬまま国自体がどこへ行ってしまうのか。。。

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    1. この番組、地上波ではないとはいえ、よくここの部分をカットしないで放送したなあと思います。愛犬を傷つけてまで名誉がほしい人、犬はマッチョなアクセサリーなんでしょう。どんな「あの世」が待ってるか覚悟しとけよ、ですよ。
      私、日本のテレビはユーチューブで見てますが、動物番組を見つけるたび、サーッと血の気が引きます...

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  4. とても素敵な人を失ってしまいましたね。
    上っ面の愛犬家と違って、本当の愛犬家でしたね。

    闘犬は日本はなくならないでしょう。そして動物番組を制作する人たちは動物愛護には程遠い人たちばかりだと思います。

    KIDさん、今頃ソニーやほかの犬たちとお空の上で自由に楽しんでいるでしょう。
    ご冥福をお祈りします。

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    1. スペインの闘牛しかり、「伝統」や「歴史」の方が命より大事だっていうんだから、イカレてます。番組制作者もそういうものを見て育ってまたそういうものを世に送り出しているんですから、これは永遠に終わらないループなのかと暗い気持ちになります。
      キッドみたいな魂を持った人がこの業界を変えてくれたらなあ、と願います。

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  5. キッドのことでは本当にショックを受けました。有名人が亡くなって自分がこんなにも落ち込んだのは初めてかもしれません。試合はほぼすべてリアルタイムで見ているし、上の動画も昔見たことがあり「さすがはキッド! それに比べてなんじゃこのバカオヤジ!」と思ってました。旦那が昔キッドのところで何度か練習させてもらってたそうなのですが、とにかく心が大きい人だと言ってました。自分のジム所属の選手がよそのジムに移籍する場合、普通はものすごく揉めるのですが(そりゃそうだ)、キッドの場合はその選手のためになるようなら喜んで移籍を認めるどころか、キッド直々移籍先のジムに「こいつをよろしく」と挨拶に行ったりしてたそうです。人間にも犬にも本当に愛がたくさんある人だったのですね。悲しいです。

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    1. そうでしたか、そんなに身近に関わる機会があったなんて、辛いですね。キッドの男前な裏話、みんなに言いふらします!半年前くらいにどこかの道場にゲストとして指導している姿をテレビで見ましたけど、とてもそんな重い病気には思えませんでした。本当に残念で、昔のすごいファイトを思い出し、本当に悲しくなりました。
      格闘家は動物にやさしい人、動物の福祉に関わる人、多いですよね。付き合っていた人の犬なのか、友達のなのか、チワワなんかと撮った写真もよく見てて、和むなあと思ったものです。本当に残念です。

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