雨ばかりの暗い季節が終わり、やっと、パシフィックノースウェストの美しい夏が来ました。
この季節を一緒に待ちわびたキットはもう、私の隣にはいません。
「帰ってきてくれてありがとう!マミィは最高のマミィだよ!」と、
家に帰ってきただけでもらえるご褒美もなくなりました。
毎日写真を撮りすぎて、いつもブログはひと月遅れ。
最後の日々の写真は、先に訃報を聞いてからでは憐れまれるかもと思い、いつものようにみなさんに元気な姿を見ていただくことにしました。
会ったこともない方が、キットの元気な姿を見るのが楽しみだったと悲しんでくださったり、
私とキットがベストコンビだったと言ってくださる、私たちを知るみなさんから、コメントやメッセージをたくさんいただきました。
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| 最後のガスワークスパーク |
そう、キットは元気だったんです。
ただもちろん老齢になってからは、いくつかの健康問題はありました。
そしてその時はあっという間に来てしまったのでした。
キットを飼った日から、その日は今日かもしれないと肝に銘じていたし、無理な延命はしないと、夫婦で決めていました。
キットが不安にならないよう、息のあるうちは涙を抑え(キットはエスパーなのでバレていたかも)、
最後の時にはいつものようにLa La Lu を歌ってあげられた(犬に子守唄を歌う頭がおかしい人)。
キットはごはんをモリモリ食べ、パプチーノまでペロペロして、お腹いっぱいで旅立ちました。
15歳は十分長生き。それでももっと長生きしてほしいと願ったけれど、
犬の寿命は犬の体が決めること。飼い主の願いで決めてはいけない。
できることは全てやった。
するべきでないことは全てしなかった。
自分が苦しまないことを選べばキットが苦しむからと、キットの代わりに引き受けた苦しみと共に暮らしています。
元気なキットをみなさんにおぼえていてもらいたくて、闘病や介護ブログにはしないと決めていました。
でも実際のところ本当に最後まで元気で、看病も介護もさせてくれなかったんです。
最後まで自分の足で歩けたことは、私の一番の願いでした。
歩けなくなったらかっこいいストローラーを作ってあげるつもりだったのに…親孝行息子め。
キットは私にはもったいないような名犬でした。自慢の愛犬だったと心から思います。
名犬キットの「天国の仲間に自慢してもらえる飼い主」になることが私の目標でした。
自慢してもらえてるかな。そうだといいな。
犬と歩くと、世界はなんて美しかったのだろうと、失った世界を懐かしんでいます。
キットの冒険を12年間も見守ってくださったみなさま、心からありがとうございました。
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