2019年4月15日月曜日

シェルターへの寄付と、フランダースの犬

NPOのアニマルシェルターシアトルヒューメインの資金集めオークション「Tuxes & Tails」に、今年も参加します。
朝のニュースのお姉さんたち 出典 https://photos.seattlehumane.org/Fundraisers/Tuxes/Tuxes-Tails-2018/i-TBCMVVR/A

30周年を記念し、会場はMeydenbauer Center。アニマルシェルターがこんな場所でオークションをするなんて、日本の社会ではちょっと考えられないですよね。
オスカーみたい

お金持ちの方々が「動物たちのために寄付させて!」と集まるイベント、私もお金持ちですから当然...じゃなくて、私は物品を寄付します。
シェルターはベルビュー市にあります

金はなくとも作品はある。それをオークションで買ってもらうことでちょっとだけ貢献できるのです。ファルコアママも寄付があったので、一緒にシェルターに届けに来ました。
ゴールドフィンガーがお金を生みますね

キットとファルコアを車で待たせ、担当の方に品物を手渡したあと、里親募集中の犬たちがいる犬舎を見学に。
来て来て〜

朝のお散歩後だったのか、みんなおとなしかった。
モコモコすぎるでしょうが

シアトルアニマルシェルターでもそうですが、シェルターに多い犬といえばピットブル。でもハスキーやマラミュート系も多いです。人気犬種ゆえかな。
里親が決まったみたいです

こちらのぴったり寄り添っている二匹...
チューバッカ&ギズモ

チューバッカだけ、里親が決まったみたい...離ればなれになるんですね。
一緒にシェルターに来ても、一度に複数引取ってくれる人は多くない

このシェルターを初めて訪れた優しいファルママは、犬たちに心が痛んだようで、私に「毎週こういうところでボランティアしてるの〜?」と。


言われて考えてみると、実際にシェルターで動物と関わると目の前の仕事に集中するので、あまり感傷的になってないなと思いました。情が移らないように心がけてるしね。
そう言わずかまってくださいよ

シアトルヒューメインを後にして、キットとファルコアへのご褒美は、
わー!

ドッグランのあるきれいな公園 Luther Burbank Park。ベルビューとシアトルの間のマーサーアイランドにあります。


久しぶりのキット、小型犬専用エリアを走る!


初めてのファルコアが追いかける!


メインのエリアには、


高そ〜な犬たちが。そう、ここはハイソなマーサーアイランドの犬が遊ぶ、ハイソなドッグラン。
ほぼみんな純血種

みんな平和に遊んでいましたが...


この黒いブービエ・デ・フランダース(だと思う。フランダースの犬ね)が乱暴に他の犬を追いかけ始めました。何度もキャン!と悲鳴をあげて逃げ回るも止まらず...
その犬から私たちを守ろうとしてくれた、手前のかわいいミックス犬

飼い主が呼び戻そうと怒鳴っても戻らず(怒っている人の元に戻るわけない)、やっと捕まえて説教しながら出口に向かう途中、
怖かった〜

近くにいたため警戒して吠えたファルコアを、その犬がカブッ。怪我はなかったけど私は血の気が引きました...ファルコアも私たちを守ろうとした?
飼い主はフランダースの犬に説教しながら足早に去りました

でもね、この飼い主の男性がマッチョスタイルといいますか、ピチッとしたTシャツにデザイナージーンズにキャップの「シーザー系」ファッションだったんだよね...
ファルママ、またお弁当作ってくれた

せっかくキメて高そな犬とドッグランに来たのに、呼び戻しもできず、犬に説教する男だなんて、なんか残念だったな〜。あきらめずトレーニングをがんばって、かっこいいお兄さんと犬のコンビになってほしい...
見た目じゃないですね、人も犬も

ドッグランエリアを離れ、トレイルを目指し野原へ。
アルムのお花畑みたい

この公園には犬にとって楽しい場所がいっぱい。
ミステリーサークルとか

自然の林や、
えへ

湖の景色が気持ちいいです。変なおじさんもいないしさ。最近KOMOの「Seattle is Dying」を見て、この不安がない街に暮らす良さを考えちゃった。
出てこいカワウソ!

シアトルヒューメインは、全米屈指の優良なシェルター。今日会った犬たちはみんな、新しい家族を見つけてもらえるでしょう。


シェルターでは保護犬が一般家庭で暮らせるよう訓練をし、テストをして里親を募集します。訓練をすれば飼いやすい犬に、しなければ手を焼く犬になるのは、高価な犬でも保護犬でも同じこと。


早くみんな、こんな公園で遊ばせてもらえますように!

私は絵画、ファルママはジュエリーを寄付しました。こういった資金集めイベントでは、普段高価なものが破格で落札できますよ。また、アーティストやクラフターの方は作品を寄付してみませんか?小さな貢献ですが、もっとたくさんの命を救うために必要な協力です。

ご訪問ありがとうございました。キットにクリックのご褒美おねがいします♡
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キットを見つけてくれてありがとう!
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8 件のコメント:

  1. 動物愛護が文化になっているんですね!

    ひょんなことから、保護犬を引き取ることになりました!
    アトムは、今は見ないふりをしてますが、
    近寄っても、いやがらないので大丈夫だと思います!

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    1. アトムくんの見ないフリがかわいいです。年の差があるし、無理もないですよね。でもパパさんファミリーに馴染んできたようで、本当によかったですね。
      いきさつなど、いつかお話してくださいね。

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  2. オークション、一度覗いてみたいです。
    買えるかどうかは別として…。
    出来ることからコツコツと。が大事ですよね。

    高い犬をファッションの一部として買う人ってまだまだいますが
    きちんとしつけがされていなければ、どんなに可愛い高価な犬でも
    たちまち嫌われてしまいますよね。またしつけの仕方も”軍隊?”みたいな
    人もいれば、”バカ”だの”バットヘッド”だのと罵る人もいます。
    (これ、日本人女性でした。周りの人も引いてました。ただただビックリです。)
    自分の感情をぶつけているだけではしつけやトレーニングにならないのに。

    マッチョのお兄さん、ぜひ頑張って欲しいです!

    ファルママのお弁当美味しそう~♪




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    1. オークションといっても、ディナーショーのように食事がついてくるし、他には何も買わなくても参加できるので、ちょっとごはんを奮発したと思ってご参加されてみては!地元有名人も参加する楽しいイベントらしいですよ。

      ちょっと〜その日本の人、私見ちゃったらガマンできるだろうか...手を出さないだけで、日本のあの犬蹴っ飛ばしおばさんと精神状態同じなのでは...
      うちの近所の公園にも、リーシュを放してひたすらヒール状態でピッタリ犬をくっつけてゆっくり歩くお兄さんがいます。そうしたいのはいいけど、公園に来たら遊びも大事でしょうが!と思うんだけど、ちょっと自慢なんだろうな〜。乱暴な指示はしないけど、なんかかわいそうです。

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  3. ブービエ、まだ一度も実際に見たことないんです。めちゃくちゃ大きいのですね。そんなに大きくてちゃんとできないのに、飼い主はドッグパークに連れてくるのか!なんて迷惑。というかドッグパーク以外にも楽しい場所はたくさんあるのだから、自分の犬がそういう犬だったらわざわざドッグパークに連れてこなくても。。ファルコアちゃん、無事でよかったです。

    シアトルヒューメイン、なんてきれいなんですか!民間ですか?こちらのNKLA(ハリウッドセレブもたくさんスポンサーになっている民間の超お金持ちレスキュー団体。バックはサイエントロジーw)並にきれいに見えます。こういうシェルターはボランティアもたくさんいるのでしょうね。

    それにしてもゆみこさんのブログを読んでいるとシアトルに住みたくなります。ドッグフレンドリーだし街や自然っもとてもきれい。本当に全米一の自殺率を誇るワシントン州ですか?(笑)

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    1. 私もそう思います。危険な賭けをしてまでドッグパークにバリューないです。まあ初心者飼い主かもしれませんけどね。犬も若かったし...

      はい、政府の支援は受けず、寄付だけでここまできた団体です。まだ新築して2年くらいなので、建物自体がきれいです。ボランティア数も多いし、シェルター内の獣医で獣医学性は単位も取れるシステムがあったり、ペット店が入っていたり、至れり尽くせり。

      このブログで紹介したのはシアトルの東、ベルビュー市とマーサーアイランドで、ホームレスがいない、きれいな街なのです(イチロー、マーサーアイランドに住んでたらしい)!しかし上記にリンクしましたが、シアトルはホームレス問題がもうピークにきていて、最近ちょっとヤバい。自殺全米一ですとも、冬のあの暗〜い日々が人を鬱にさせるのですよ〜。でも、自然が多くて犬にやさしいのは確かです!ホームレスにもやさしいので、こんなことになりました!

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  4. ゆみこさんこんにちは!こんなイベントが身近にあると、人の意識もシェルターに向きやすいですね。シェルターが綺麗でまるでホテルのようです。ギズモとチューバッカ、離ればなれになっちゃって悲しい、、ジャクソンとロビンを重ねてしまいました。
    ファルコアちゃんが無事で良かったです。私も以前、ドッグパークで逃げるロビンをおいかける大型犬とそれを止めない飼い主に文句を言った事があります。言いたい事は言えたのですが、ロビンにトラウマになるような体験をさせてしまった事に申し訳なくて悲しくて涙が出ました。

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    1. シェルターと思えないでしょ〜。ギズモとチューバッカ、確かにシーズーっぽい犬でした。キットも母、兄弟犬と別れてうちに来ました。我が家で3匹は無理!若かったので割とケロッとしてましたが、この二匹はずーっと一緒に暮らしてた感じがありますよね。ベッドが二つなのに、一つに二匹入ってるし、ここにいて不安なんだろうな〜。でも小型犬は比較的早く里親が決まるので、ギズモも今ごろ、幸せになっているかもしれません。

      犬同士の遊び方のルールって、個人差ありますよね。このくらいいいだろうと思われて嫌がることをされるのが、私もガマンできないです。小型犬を追いかける大型犬、結構いますよね...無き宅なる気持ち、わかります!

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