あの「告発記者会見」以来、それにまつわるメディアと社会を観察しています。
何があったんですか |
あのお若い男性が公の場で話した、無力の少年時代に大人にされた、辛い、辛いこと。
以来、その男性が所属していた事務所のタレントを目にするたび、胸が痛くなります。明るいキャラクターであればあるほど。
ところが、「余計なことをするな」と彼の告発を批判するファンもいるとか。
自分が応援しているタレントが見られなくなったら困る、そういうことは知りたくない、など。
えっ |
これを聞いて、思い出したことがありました。SNS上でのやりとりだったと思いますが、
「ペットショップでの生態販売」をやめた方がいいという人の意見に対し、
「生態販売がなくなったら、ペットショップに子犬を見に行けなくなる。俺はそれは嫌だ。」との意見。
タレントの活躍を見ていたいから、虐待されていることには触れたくない。
子犬を見たいから、生態販売の裏側がどうであれ、やめないでほしい。
同じ精神状態です。
少年の苦しみ、犬の苦しみ、本当は知っているけれど、なんとかして目を瞑る。本当は細目で見ているけれど、なんとか見ないようにしている。
優先順位の一番は、かわいいものを愛でること。その裏でどんな人でなしが弱いものいじめをしているかは、重要ではない。
本当に芸能を愛する人、犬を愛する人とは、真逆の真理ではないでしょうか。
告発した男性は、今もまだお若い。本当はカウンセリングを受け、心の中をもっと整理してから、弁護士と共に会見に臨んだ方が良かったのではないかと、親心で思います。もう少し歳をとっていたら、もっと自分の心がわかったかもしれない…力のある相手に丸め込まれませんように。
キットをどこかに預ける時、悪い噂をちらりとでも耳にしたら、絶対に利用しません。どんな組織でも「お客」は怖い。不買が一番の薬ですね。
かわいいものを愛でること優先のお客は少数派で、その人たちからの収益だけでは、これらのビジネスは成り立たないことを祈るばかり。
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