9月の終わり、シアトル大学のキャンパスを散歩しました。
時が経っても、いつまでも恋しい街、キャピトルヒル。
大好きなレストラン、Cafe Pettirosso。
相変わらずドッグフレンドリーです。久しぶりに大好きなオーナーさんに会えて、飛び回って喜んだキット。
新しい店にも寄ってみました。ソフトクリームなどデザートもある、Drip Tea。
ドッグフレンドリーなのは嬉しいけれど、サービスがぶっきらぼうだしガッチャガチャ。飲食店が溢れるキャピトルヒルはサービス業に慣れた街なのに、おやおや…?
看板の「ベアー焼き」をオーダーしたら「ない」とバッサリ言われたので、ソフトクリーム、抹茶&綿あめパウダー。抹茶はいいけど綿あめはやめときゃよかった!
かつてキットと毎日歩いたこの辺りは、夏に警察と抗議集団がぶつかった中心地。コロナに加え、近隣のビジネスは大きな打撃を受けました。
Cal Anderson Park南側のスポーツフィールドは、以前のように憩いの場が戻っていましたが、
北側には、抗議活動の時に「引っ越して来た」人たちが住み着いたままでした。
これはキャピトルヒルに限ったことではなく、他のエリアにもあちこちで、ホームレスキャンプやグラフィティが放置されたままになっています。
ただでさえホームレスが増えた上、コロナでシェルターの受け入れができないそうですが、もうとっくに寒いのにテントじゃ死んじゃう。ホームレスの焚火による火事も毎年起きています。
かつて歩いた街だけじゃなく、今歩いている街も、もうずっとこの状態。どの公園にも「住んでいる人」がいて、気をつけながら歩かなければなりません。
この街は捨てられたんだ、と感じています。
人の怒りが汚した街。目を疑うけれど、ここは確かにシアトルです。スプレーペイントの会社、今年は儲かったでしょうね…
変わり果てたCal Anderson Parkを見た時、懐かしい気持ちは消え、もうここへは来たくないと思ました。でもキットは喜んで走りまわりました。汚れても、キットにとっては昔と同じ公園なのです。
相手がどんな格好でも、キットの人なつこさは変わりません。どんなに時が流れても、昔住んでいたオンボロアパートに帰りたがります。
人も街も、汚れを落とせばみんな同じだよって、キットは言います。本当だね、キットは本当に賢いね、と私は思います。
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綺麗な公園がこんな落書きでいっぱいになっていたんですね。
返信削除家のフェンスにやられたら、市から消すようにいわれるとおもうけど、市は放置しておいてもいいのかなぁ?やっぱりメッセージがこめらえているから、すぐに消せないとかなのかなぁ・・・。違法花火上げる奴らと同じように感じました。
家の落書きは市から消すように言われるの、知りませんでした!あまりネガティヴなことを書きたくないんですが、他のシアトルブログでも見かけない内容なので、今のシアトルのことを書いておこうと思いました。
削除たぶん予算がないのでコロナが収まって観光客が来るようになるまで、放っておく気なのかも?ダウンタウンもキャンプだらけで、もうショッピング街じゃなくなっちゃいました。この辺の住宅街もヒドいものです…観光客が見たら、二度と来てくれないと思う。