ペットロスになった知人の奥様を元気付けるため、飼っていた自分の愛犬をサプライズプレゼントする動画が炎上したという、GACKT氏。
「美談」に構成された動画の意図とは裏腹に、犬の気持ちを考えていない等の、GACKT氏の犬の扱いに批判が寄せられたそう。
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ガスワークスパーク 関係のない写真と共にお送りします |
批判を受けてそのお知り合いが「日程」はサプライズだったけれど、昨年から計画し、GACKT氏が飼ったばかりの子犬を育て、のちに譲り受けることを奥様も合意した上での企画だったことを説明。やっぱりね〜、奥様、サプライズだというのに小綺麗だったもん。
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強風でファルコアの耳が |
それを知る前に動画を見たときの私の感想は、GACKT氏がペットへの情感が薄い人に見えました。珍しいことじゃないですけれどね。世の中の人みんなが、ペットに同じ気持ちを抱くとは限らないです。
GACKT氏のようなセレブがその現場を(まさかの)公にしてくれた。そういう人がいるという証拠を目にする、恰好の機会になったと思いました。
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フワッ |
それよりも驚いたのは、動画の台本を「美談」として編集したスタッフとの関係ですよ。周りにはイエスマンしかいないのか、動物の扱い方に疎い業界だからなのか…
みなさんは、犬を他人からサプライズでもらったら嬉しいですか?この先10年以上お世話する家族のメンバーは、自分の生活環境をよく考えて決めたいのに、旦那様が友達と企んで犬を連れてきたら、修羅場になるのでは。私ならお断りしなければならない理由を説明して、お引き取り願いますよ。
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ぼく、吟味して選ばれました |
それとGACKT氏が、自分の犬なら断れないだろうといった「偉いさん」風なところ。親切でしたことでしょうけれど、おっかない人からのトラの贈り物とか、北の書記長、お気に入りのイリュージョニストに犬を贈るとか、そういう圧を感じましたよ。
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ぼくだってです |
良かれと思って生き物を「サプライズプレゼント」してはいけません。こちらではクリスマスシーズンになると、ペットをプレゼントしないでというキャンペーンが叫ばれます。クリスマスがすぎると「いらないプレゼント」がシェルターに溢れるからです。
良かれと思って、してはいけないことの見本を作ってしまう、ひどいズレ。友達のために子犬を育てているところを見せた方が、よほど好感持てたのでは。
ご本人は批判の声に「いきなり犬持ってって育ててくださいとかいうわけない。アホなの?」と御立腹のようですが、
自身のYoutubeチャンネルで、見せたい部分だけを編集して作った動画ですよ。批判されてから見せたくなかった部分を「実はこうだったんだよ!」って出すのは、後出しジャンケンでカッコ悪いよね。
この動画、動物愛護の精神を養うためのものとして、子供に見せられますか?公にしちゃった以上、子供は見ますよ。
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見ちゃダメ! |
日本のペット問題と芸能界の繋がりを絵にしたような動画でした。
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