2023年1月10日火曜日

しゃがんでかわいく!保護犬の写真

 保護犬の里親募集プロフィール用に、アニマルシェルターで写真のお手伝いをしています。

マミィのご趣味なんです

以前にも保護犬の写真の撮り方のコツを書いたことがありますが、今回はかわいい表情を撮るコツをひとつ。

ふむふむ どんな?

大抵の犬は面長ですが、面長な犬を上から撮影すると、より面長が助長され、シブい表情になります。この犬を、

応急で撮影された写真


このように撮りました。顔が上向きになったことで、鼻が中心にきて丸顔に。シェルターに来たばかりで落ちつかず耳は寝ちゃったけれど、人懐こさが出たかなと思います。



この犬も下向きで面長、野生味のある表情…



このアングルで撮ると、人懐こくてハンサムな表情になりました。



シェルターで子犬を産んだママドッグ。面長で上目遣い、寂しい表情のこの犬も、

おつかれ

顔を上げて鼻を中心にすると、人懐こい丸い顔に。



こちらも面長、縦に開いた口がワイルド。足が顔の下から生えているよう…



鼻を中心に撮ると、グーフィーな表情に。自然のオブジェクトに馴染んでしまう毛色のこの犬の場合、自然の背景じゃない方が好ましいです。適当な背景がみつからない時は、カメラの位置をグッと下げて空を背景に。



足長のスラリとした犬だったので、下からのアングルで体型をアピール。

おすわりと流し目が上手

やや下からのアングルで撮ると、犬がカッコよく写ります。

フフフ

やや上から撮ると、目に光が入るというメリットはありますけれどね。



面長写真と丸顔写真、撮り方の違いはたったひとつ。立ったまま上から撮るか、しゃがんで犬の目線までカメラを下ろして撮るか、だけです。



面長な犬はかっこいいけれど、保護犬の大事なアピールポイントは「人懐こさ」。面長でワイルドな表情よりも、



家族と仲良くなれそうな、丸い、かわいらしい表情が求められると思うのです。



パピヨンや、犬ブログのみなさんの写真は、どれもモデル犬を撮っているよう。愛犬の一番かわいい表情をどうすれば撮れるか、よくわかっていらっしゃるなーと思います。

マミィはぼくのパパラッチなんです

次々にシェルターに来る犬たちを、激務の職員さんがかわいく撮影する余裕はありません。写真が趣味なら、このボランティアにチャレンジしてみるのはいかがですか?かわいい写真はきっと、家のない犬たちに幸せを運びますよ。


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2 件のコメント:

  1. わあ、どの写真も好き!!目に光が入ってイキイキしてるのも、口を開けて笑顔なのもいい感じ。みんな可愛くてどの写真も人目を引くから、正直ゆみこさんの写真でアダプト率上がったのでは?

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    1. そこが目標なので、そうだといいんだけど〜!でも写真の質に関係なくあっという間にアダプトされる犬もいるからどうでしょう!

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