もうそんなに? |
キットとのお散歩のことばかり書いているので、私はアウトドアタイプに見えるかもしれませんが、
もともとはインドアタイプ。夫のバンドや地元のバンドのライブを見に、夜に出かけるのが好きでした。
「犬がいるから」と早めに帰宅する人を「犬に生活を縛られて気の毒」と思っていましたが、
キットを飼って以来、私もまた、好きなバンドのライブを見逃すようになり、ハイヒールしか履かなかったのに、スニーカーばかり選ぶようになって、バッグの中身もバッグの形も変わりました。
犬を飼っても、ライフスタイルを変えない選択をする人もいると思います。
外出、外泊の多い暮らしなら、犬はひとりでお留守番か、知人に預けたり、預かりサービスへの出費が必要になりますが、
犬はひとりでお留守番ができないかもしれず、さまざまな理由で預けられない問題を抱える可能性も。
期待していた犬との暮らしが実現せず、生活が不自由になるかもしれません。
どんなに飼い方を予習し、苦労を覚悟していても、生身の、生きた動物が生活の中に入ってきた時、
本には書いていなかった問題で悩むことがきっとあると思います。
ブリーダーから買った子犬が新しい家具をかじるからと、一週間で手放した人もいるし、
夜中に騒いで物を壊したり、家を散らかす保護猫を団体に返し、自分に動物の世話は向いていないと自覚した人もいます。
お義父さんが最近、保護猫を引き取りました 名前はアンディ |
ライブに行かず、身に付けるものも変えた私は、犬に縛られた気の毒な人になったのか?
咲きはじめました |
いいえ、キットよりも大切なものがなくなり、キット前/キット後で、幸せの処方箋が変わりました。というか、もともと或るべきところにキットが戻してくれたと思っています。
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