2023年8月16日水曜日

その「保護犬」、本当に保護犬?

偶然みつけた、保護犬だった愛犬のことを紹介されているブログ。保護犬を迎えたのは初めてとのことで、



飼い主さんはやさしい気持ちで、犬を飼うなら保護犬も選択肢に入れてほしいと、保護犬を推奨するブログを書かれていました。

シェルターの保護犬たちの写真とともにお届けします

わんちゃんと飼い主さん、幸せそうでめでたしめでたし…とは思えなかった、わんちゃんがやってきたその、団体のこと…

私の目には、レッドフラッグがたくさん立って見えました。

シアトルアニマルシェルターのウェブサイトを見てみてね

譲渡にかかった料金は、十数万円。納得の金額だったとおっしゃっていますが、私はひっくり返りました。

譲渡料金に、半年分のドッグフードやらおやつやら、保険やら、いろいろ上乗せされて、あちこちのレビューによると、かかった医療費まで負担させられ、どんどん金額が膨れ上がるとか。

もはやお店

この団体のウリは、すべての保護犬に獣医師による健康診断をすることのようですが、それって当たり前のことでは?

シアトルアニマルシェルターにも施設の中に診察室があり、病気や怪我をしている動物に治療をするのは当然、かかった治療費を請求することなんて、ありません。

フードや保険の契約をさせるなんてもってのほか

ウェブサイトに掲載されている犬たちの写真は、小型の純血種やハイブリッド(ミックス、クロス)、子犬もたくさん、まるでペットショップのカタログみたい。

こういうタイプ、いない

どこから仕入れた犬を「保護犬」と称し、「譲渡料金」や「寄付」とうたって利益を出しているのやら、大体の見当はつきますよね。



シェルターでは、苦労してみんなでお世話した保護犬に新しい家族が決まると、私たちボランティアは本当に嬉しくて、幸せになってほしいと心から願います。



上記のような団体も、同じように喜ぶのでしょうか。高額な「譲渡金」が入ることを喜び、また高額を支払える人が来ますようにと心から願うのでは。



アメリカにも詐欺をはたらく救助団体はいます。世界中にあることなので「日本は動物福祉が遅れている!」なんて嘆かないでほしいけれど、

アメリカも遅れています

日本には、世界一騙されない国になってほしい。動物にやさしい人が、決して利用されることのない国であってほしいと、心から願います。


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2 件のコメント:

  1. 我が家は2ひきとも保護犬で、片方は路上で生活中に車に轢かれ大怪我をしているところ保護された子ですが、手術代など医療費は一切請求されていませんし、譲渡が決まる前には「失明した方の目は将来的には摘出になるかもしれません。それでも引き取ってもらえますか?」と当時の時点で将来予想される健康リスク諸々を団体側ははっきり伝えてくれました。最近は日本でも保護犬保護猫を迎える人が増えているようですが、その社会の流れを利用したビジネスだったとしたらとても残念です。

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    1. Aikoさんのわんちゃん、大変なことを乗り越えて、幸せなお家に引き取られたんですね。本当によかったですね。
      私も医療費を請求されるなんてびっくりしたし、それが譲渡料金に含めて表示されず、上乗せされるというのがとんでもないと思いました。まさかそれぞれ足元を見て請求金額を増やしてたりして、とさえ疑います。ただのブリーダーの仲介業者なのでは…悲しいです。

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