ホワイトハウスに初の保護犬がやってくると、バイデン大統領の愛犬のジャーマンシェパード・メジャーのことを書いたのは3年前。
そしてそのメジャーがホワイトハウスで人を噛み、大統領がメジャーを手放すことになったことを書いたのは2年近く前でした。
メジャーの後に新たに迎えられたのもまた、ジャーマンシェパードの子犬でした。名前はコマンダー。
しかしそのコマンダーもまた人を噛んでしまい、ホワイトハウスを去りました。それもシークレットサービスが報告しただけで11件も…
トレーナーが付いていても、コワモテのシークレットサービスや大勢の人間が出入りする、慌ただしく広い環境で穏やかになれない犬がいても、全く不思議ではないと思います。
ましてジャーマンシェパードは働くための犬。知能が高い。状況を読んで、自分も仕事をしているつもりだったのかもしれない。
「ぼくがんばったのに」って泣いていないかな。本当に胸が詰まる思いです。
シアトルアニマルシェルターにも大体いつも、ジャーマンシェパードが数匹います。
以下はシェルターで散歩したジャーマンシェパードたちです |
ピットブルに次いで、シベリアンハスキーと並び、シェルターによく来る犬です。
知能が高くてかっこいいのが魅力だけれど、だから飼いやすい犬なのではなく、
知能が高い犬を扱える人にとって飼いやすい犬だと思うので、そうではない人に飼われて捨てられるのは不幸なこと…
バイデン夫妻はいずれまた、ホワイトハウスに犬を迎えるかもしれません。
そうなる前に提案したい、私が考える「ホワイトハウスに住む多忙な老夫婦にも飼える犬」。
シークレットサービスが流血しながら「こういう犬はやめてくれよ!」と叫びそうなタイプ:
超賢い
繊細、神経質
超体育会系
怪力
アラート吠えする
ハイパー
ガードドッグ系
こういう犬なら…と納得してもらえそうなタイプ:
適度に賢い
適度にインディペンデント
運動量が軽い
多くを求めない
吠えが少ない
お昼寝大好き
眠りが深い
性格がシンプル
コングひとつでずーっと楽しんでくれる
以上のことから私が選ぶ、バイデン大統領におすすめの犬は、
小型犬ならパグ!
大型犬ならセントバーナード!
ヤル気なし |
もうさ、眠っててもらお、ガヤガヤしても。「オレの出番か!」といちいちピリピリしない犬がいいと思いますよ。
知能の高い、仕事の要る犬を、忙しい人が飼ってはいけないですよ。保護犬でもブリーダーの犬でも、関係ないです。
大統領の職に似合う、箔のつく犬にかっこいい名前をつけて飼いたいのはわかるけれど、犬選びは、自分の手に負えるかどうか、なので、
ぜひ、パグをホワイトハウスに。みんな和むよ〜。
次期大統領になるかどうかわからないけれど、メジャーやコマンダーのパパとママが引退して、一緒に幸せに暮らせたら良いのになーと、メジャーやコマンダーの気持ちで考えています。
*犬の性格は個体によって様々ですので、当然ながら以上のことが全てではありません。
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